そんな中、当院は現在がん患者の治療を行なってます。
膵臓がんのステージIII〜Ⅳ、周りの血管にも浸潤していて手術は出来ない状況で来院。
抗がん剤は1クールの2回目までやるも副作用がひどく一時中断したままの状態でした。
当院で治療を始めてからもう少しで2ヶ月。
腫瘍マーカーCA19-9の値も半分減りました。
初回来院時に比べると明らかに顔色も良くなってます。
もちろん、週一で病院に通い検査もしてくれてます。
病院の先生も不思議がってるそうです。
鍼灸院とは言え、当院のがん治療は東洋医学ベースではありません。
完全に生化学ベースです。
そこに東洋医学を少し付け加えた治療内容になります。
生活習慣も完全に生化学ベースの内容に改善してもらいました。
ネットには、がんに効くと歌った商品や食材などが数え切れないくらい出回ってます。
しかし、生化学的に考察すると、ほとんどがこじつけレベルの作用しかありません。
商品や食材のどの成分がどこにどの様に作用してがん細胞に働きかけるのか。
これの説明にムリがある高価な商品は辞めさせ、安くてもエビデンスのしっかりした商品を薦めてます。
とりあえず、アポトーシスを特異的に誘発するとある商品はムリしてやらなくても良いかと。
もし本当にそんなことが可能なら、キメラ抗原受容体発現T細胞の研究者さん達がズルっと倒れちゃいますよ。
ですので、金銭的に余裕があるならやっても良いのではって感じです。
そして、何より大事なことは、がん細胞を殺せるNK細胞は副交感神経優位のとき働くということです。
これは言い換えれば、どんな高価商品や食材を摂ろうとも、副交感神経優位でなければ全く意味がないということです。
何故なら、がん細胞を直接的に殺せる商品や食材はないからです。
全ての商品や食材は、結局NK細胞に働きかけるものでしかないのです。
日本人の3人に1人は、がんで亡くなると言われてます。
その1人にならないためにも、日々の生活の中に副交感神経優位の時間を作るようにしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿