ネフロン(腎単位)
腎小体
糸球体
ボーマンのう
尿細管
近位尿細管
ヘンレのわな
遠位尿細管
片側に約100万個のネフロンがある。
腎動脈→輸入細動脈→腎小体内の毛細血管→輸出細動脈→尿細管の毛細血管→腎静脈
腎血流量(RBF)=心拍出量の約1/4(1300ml/分)
糸球体に流入する血液量
体循環の血圧が80~200mmHgの範囲で変動しても、輸入細動脈の血管抵抗が変化し、糸球体毛細血管内の血液量は一定に保たれる。
尿の生成は糸球体毛細血管からボーマンのうへ体液が移動(ろ過)することで始まる。
腎血漿流量(RPF)=650ml/分
糸球体に流入する血液に含まれる血漿量
糸球体ろ過量(GFR)=腎血漿流量の約1/5(125ml/分)
糸球体からボーマンのうに押し出される血漿量
一日の糸球体ろ過量(原尿)=125ml/分×60分×24時間=180L/日
一日の原尿180Lに対して、一日の尿量は1~2L。
99%が尿細管で再吸収される。
アルドステロン(電解質コルチコイド)は遠位尿細管に作用し、Na⁺の再吸収を促進。同時に水を再吸収、K⁺の分泌を促進。
バゾプレッシンは集合管に作用して水を再吸収。
ブドウ糖は健常人では近位尿細管で全て再吸収される。
分泌は尿細管周囲毛細血管から尿細管内腔へ行われる。
膀胱には1ml/分ずつ尿が蓄積されて行く。
膀胱内の尿量が150~300mlに達すると尿意を感じるが我慢出来る。
膀胱内の尿量が400mlに達すると更に尿意が高まる。
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