2017/09/28

がん治療 4

前回カゴメさんから発売されているラブレを紹介しました。
そこで今回は、一カ月飲むと20万円近くするのに、エビデンスにムリがある商品の例を紹介します。
さすがにここで大々的に商品名を上げるのは訴えられそうなので、商品Aとさせていただきます。

今回、商品Aを例に出してお伝えしたいのが、アポトーシスを歌う商品には頼り過ぎるなということです。
また、商品の値段や食材の希少性は判断材料から消して考えるべきだということです。
何故なら一番恐いのは、これらのエビデンスのない商品に頼り過ぎて、本当にやらなければならないことが疎かになることです。

それでは、商品Aがどのようにアポトーシスを歌っているかを見て行きましょう。
まず、そもそもアポトーシスとは何かです。
アポトーシスとは、個体をより良い状態に保つために引き起こされるプログラムされた細胞自殺、細胞死のことです。
商品Aは、ある抗がん剤と同様の成分が、がん細胞の微小管に働きかけ細胞分裂を阻害するというのです。
細胞分裂を阻害されたがん細胞はアポトーシスを起こします。
もはや内容は抗がん剤と同じです。
ここで問題なのが、抗がん剤と違い選択的にがん細胞に働きかけるので副作用がないと言っていることです。
通常、我々には目があり、目で見て物を判断することが出来ます。
では、その成分は何を見て正常な細胞の微小管とがん細胞の微小管を見分けているのでしょうか。
見分けられる訳がないんです。
だからこそ抗がん剤は全ての微小管に働きかけてしまい、その結果副作用が起こるのです。
もし本当にそんなものがあったら、全く副作用のない抗がん剤が誕生したことになります。
がんに特異性のある分子標的薬の研究をしている人達が、それをこれ程長い期間見過ごすでしょうか?

がん治療に効果的と歌う商品は、大きく二つに分かれます。

がん細胞のアポトーシスを誘導する。
NK細胞(免疫細胞)を活性化する。

この二つです。
現在、特異的にがん細胞に働きかけアポトーシスを誘導する商品や食材はありません。
可能なのは二つ目のNK細胞を活性化させることだけです。
前回紹介したラブレはこの二つ目に当てはまるのですが、がんに効果的とは大きく歌ってません。
それでもエビデンスにはきちんとしたものがあります。
商品Aとは大違いです。

高い商品、希少な食材を摂ってるから安心。
とんでもない。
最後にもう一度言いますが、本当に恐いのは、エビデンスのない商品に頼り過ぎて、本当にやらなければならないことが疎かになることです。





2017/09/27

がん治療 3 ラブレ

以前のコラムの中で、がんに効くと歌いながらこじつけレベルの作用しかない商品や食材が多いと話しましたが、今回は、私が考察したなかでお薦めの商品がありますので、考察の仕方も含めて紹介したいと思います。

それでは…

私のお薦めの商品はカゴメ社から出ている乳酸菌サプリ「ラブレ」です。
ラブレとはラクトバチルス・ブレブスの略になります。
それではラブレがどう良いのか一緒に考察をして行きましょう。

まず、考察する上で大事なことが三つあります。
1.商品、食材のどの成分が、
2.どの様な過程で、
3.何のどこに作用するのか。
この三つが明確に示されているかどうかを確認します。

ラブレの場合だと、
1.ラブレ菌が多糖体EPSを分泌します。
2.この多糖体EPSに白血球が反応し、インターフェロンαを分泌します。
3.このインターフェロンαの刺激を受け、NK細胞が活性化します。

それでは細かく説明して行きます。
多糖体EPSとは微生物が分泌する細胞外高分子物質のことです。
様々なEPSがあるなかで、ラブレ菌のEPSに白血球が反応してインターフェロンαが分泌されるそうです。
少し細かいのですが、実は、白血球がEPSに確実に反応はしているのですが、どう反応しているのかはまだ詳しく分かっていないそうです。
白血球がEPSをエサと認識しているのか、異物として認識しているのか。
ただ、インターフェロンαは、一般的には異物やウイルスが浸入した際に白血球から分泌されます。
ですので、エサと言うよりかは異物扱いをしていると考えた方が良さそうです。
ちなみに、インターフェロンαとはサイトカインの一つです。
サイトカインとは、細胞間の伝達ツールみたいなものです。
我々人間は言葉で指示を出しますが、細胞は喋れないので、サイトカインで指示を出します。
そして、そのインターフェロンαを受けてNK細胞が活性化されると。
では、一体どの様に活性化するのか?
これの記述が中々出て来ない。
やっと見付けた内容によるとNK細胞の転写を促進するそうです。
転写とは、細胞分裂の過程の一つなので、NK細胞への分化が促進されるってことになります。
簡単に言えば、NK細胞の数が増えるってことです。
これはスゴいことです。
通常、NK細胞療法でNK細胞を培養して増やす場合、1クールで100万円以上掛かります。
しかも、NK細胞の培養はかなり難しいと。
それが、増える量こそ違えど、月4000円程度でNK細胞が増えるならこんな安いものはありません。
そして、安さ以上に素晴らしいのは、ここまではっきりとしたエビデンスがある商品はほとんどないってことです。

私はもちろんですが、早速両親にも飲ませてます。
言うまでもありませんが、現在治療中のがん患者さんにも飲んでもらってます。

免疫力をUPさせたい人はぜひ始めてみてください!

次回は、月に20万円近くするのに、エビデンスの怪しい商品を紹介します。
値段が高ければ良い、希少なら良いというありがちな思い込みの危険性が伝わればと。
また、次回のコラムを読めば、ラブレがいかに優秀か分かっていただけると思います。
お楽しみに!






2017/09/26

がん治療 2

がんになるとほとんどの人が、がんに良いとされる商品や食材に走ります。

もしがん患者さんがこれを読んでいたら、よーく思い出してみてください。

あなたの周りのがんでない人達は、今あなたが摂っているがんに良いとされる商品や食材を摂ってますか?

おそらくほとんどの人が摂ってないでしょう。

でもがんではない。

あなたに必要なのは、その商品や食材を摂ることではなく、がんでない人のマネをすることです。

何が違うのか。

生活習慣です。

今、あなたの周りのがんでない人達は、毎日必ずできる数千個に及ぶがん細胞を、毎日ちゃんとNK細胞が処理出来ているということです。

どれだけ発がん性物質を摂ろうとも、最後にNK細胞がばっちり働いていたらがんにはなれません。

まず、発がんのきっかけである活性酸素によるDNA損傷、これが日々どれだけ起きているかご存知ですか?

たった一つの細胞につき、毎日数万から100万個も損傷を受けてるんです。

活性酸素を除却なんてやったところでたかが知れてるのです。

それでも、やること自体は悪いことではありませんが、その前にやるべきことがあるはずです。

まず最初にやらなければならないことは、ストレスと疲労の除却です。

ストレスと疲労は、交感神経を優位にし、交感神経節後繊維から出るノルアドレナリンはリンパ球の表面にあるβ2アドレナリン受容体とケモカイン受容体の複合体に働きかけ、リンパ球のリンパ節からの脱出を抑制します。

ですので、NK細胞ががん細胞を殺しに行けないのです。

そのためにも、日頃の生活にストレスと疲労を取り除く何かを取り入れて行かないといけません。

仮に一時的にがん細胞を除却出来たとしても、生活が今までと変わらなければ、またがんは出来るでしょう。

がんや再発を無くしたいなら、今までとは別の生活を手に入れなければならないのです。

まずは、ストレスと疲労を取り除く努力を!

次回は、生活習慣の見直しに取り組んでること前提に、さらにお薦めの商品がありますので紹介します。

私も、両親も、そして当院で治療しているがん患者さんにも飲んでいただいているサプリになります。

お楽しみに!





2017/09/23

がん治療

以前は日常的に行われていた鍼灸院でのがん治療も最近ではあまり聞かなくなりました。

そんな中、当院は現在がん患者の治療を行なってます。

膵臓がんのステージIII〜Ⅳ、周りの血管にも浸潤していて手術は出来ない状況で来院。

抗がん剤は1クールの2回目までやるも副作用がひどく一時中断したままの状態でした。

当院で治療を始めてからもう少しで2ヶ月。

腫瘍マーカーCA19-9の値も半分減りました。

初回来院時に比べると明らかに顔色も良くなってます。

もちろん、週一で病院に通い検査もしてくれてます。

病院の先生も不思議がってるそうです。

鍼灸院とは言え、当院のがん治療は東洋医学ベースではありません。

完全に生化学ベースです。

そこに東洋医学を少し付け加えた治療内容になります。

生活習慣も完全に生化学ベースの内容に改善してもらいました。

ネットには、がんに効くと歌った商品や食材などが数え切れないくらい出回ってます。

しかし、生化学的に考察すると、ほとんどがこじつけレベルの作用しかありません。

商品や食材のどの成分がどこにどの様に作用してがん細胞に働きかけるのか。

これの説明にムリがある高価な商品は辞めさせ、安くてもエビデンスのしっかりした商品を薦めてます。

とりあえず、アポトーシスを特異的に誘発するとある商品はムリしてやらなくても良いかと。

もし本当にそんなことが可能なら、キメラ抗原受容体発現T細胞の研究者さん達がズルっと倒れちゃいますよ。

ですので、金銭的に余裕があるならやっても良いのではって感じです。

そして、何より大事なことは、がん細胞を殺せるNK細胞は副交感神経優位のとき働くということです。

これは言い換えれば、どんな高価商品や食材を摂ろうとも、副交感神経優位でなければ全く意味がないということです。

何故なら、がん細胞を直接的に殺せる商品や食材はないからです。

全ての商品や食材は、結局NK細胞に働きかけるものでしかないのです。

日本人の3人に1人は、がんで亡くなると言われてます。

その1人にならないためにも、日々の生活の中に副交感神経優位の時間を作るようにしましょう。





2017/08/12

熱振動と活動電位

温度が上がると熱振動の振り幅が増え、電子はスムーズに原子間を移動しづらくなる。
温度が下がると熱振動が抑えられ、電子はスムーズに原子間を移動しやすくなる。
電池を冷やすとちょっと復活するという雑学はここから来る。
しかし、神経の伝導速度は冷やすと遅くなるとある。
神経も活動電位という電気信号であるならば、熱振動が適用されるはず。
なぜ真逆なのか?
知恵袋にこんな質問が。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11110309661

私が、治療家は解剖ばかりやってても意味がないと言うのはこう言うところから来ている。
解剖を学ぶのは当然のことで、治療を突き詰めると結局は生化学に辿り着く。
この質問のやり取りをしている人が治療家なら、私は絶対こういう人のところに治療に行く。

この質問は一見真逆の説明のようだが、そもそもこの2つを同じステージで考えることがおかしい。
活動電位の伝導はただ電子が原子間を移動して軸索を伝わって行くわけではなく、Naチャンネルの開閉などの処理が必要なわけで、これらは全て生体が行う作業である。
そして、そもそもNaチャンネル自体がタンパク質であり、温度とタンパク質の関係性も重要になって来る。
熱振動は原子レベルの小さな世界の話で、活動電位は、原子が合わさり分子になり、分子が合わさり細胞になった世界での話である。
受ける影響に違いが出て当然である。

こういう話をばんばんする治療家を増やして、日本を治療大国にしたいなぁ…
身体が悪くなったら日本に行くみたいな…