2017/09/27

がん治療 3 ラブレ

以前のコラムの中で、がんに効くと歌いながらこじつけレベルの作用しかない商品や食材が多いと話しましたが、今回は、私が考察したなかでお薦めの商品がありますので、考察の仕方も含めて紹介したいと思います。

それでは…

私のお薦めの商品はカゴメ社から出ている乳酸菌サプリ「ラブレ」です。
ラブレとはラクトバチルス・ブレビスの略になります。
それではラブレがどう良いのか一緒に考察をして行きましょう。

まず、考察する上で大事なことが三つあります。
1.商品、食材のどの成分が、
2.どの様な過程で、
3.何のどこに作用するのか。
この三つが明確に示されているかどうかを確認します。

ラブレの場合だと、
1.ラブレ菌が多糖体EPSを分泌します。
2.この多糖体EPSに白血球が反応し、インターフェロンαを分泌します。
3.このインターフェロンαの刺激を受け、NK細胞が活性化します。

それでは細かく説明して行きます。
多糖体EPSとは微生物が分泌する細胞外高分子物質のことです。
様々なEPSがあるなかで、ラブレ菌のEPSに白血球が反応してインターフェロンαが分泌されるそうです。
少し細かいのですが、実は、白血球がEPSに確実に反応はしているのですが、どう反応しているのかはまだ詳しく分かっていないそうです。
白血球がEPSをエサと認識しているのか、異物として認識しているのか。
ただ、インターフェロンαは、一般的には異物やウイルスが浸入した際に白血球から分泌されます。
ですので、エサと言うよりかは異物扱いをしていると考えた方が良さそうです。
ちなみに、インターフェロンαとはサイトカインの一つです。
サイトカインとは、細胞間の伝達ツールみたいなものです。
我々人間は言葉で指示を出しますが、細胞は喋れないので、サイトカインで指示を出します。
そして、そのインターフェロンαを受けてNK細胞が活性化されると。
では、一体どの様に活性化するのか?
これの記述が中々出て来ない。
やっと見付けた内容によるとNK細胞の転写を促進するそうです。
転写とは、細胞分裂の過程の一つなので、NK細胞への分化が促進されるってことになります。
簡単に言えば、NK細胞の数が増えるってことです。
これはスゴいことです。
通常、NK細胞療法でNK細胞を培養して増やす場合、1クールで100万円以上掛かります。
しかも、NK細胞の培養はかなり難しいと。
それが、増える量こそ違えど、月4000円程度でNK細胞が増えるならこんな安いものはありません。
そして、安さ以上に素晴らしいのは、ここまではっきりとしたエビデンスがある商品はほとんどないってことです。

私はもちろんですが、早速両親にも飲ませてます。
言うまでもありませんが、現在治療中のがん患者さんにも飲んでもらってます。

免疫力をUPさせたい人はぜひ始めてみてください!

次回は、月に20万円近くするのに、エビデンスの怪しい商品を紹介します。
値段が高ければ良い、希少なら良いというありがちな思い込みの危険性が伝わればと。
また、次回のコラムを読めば、ラブレがいかに優秀か分かっていただけると思います。
お楽しみに!






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